pen2 の日記

Twitterには長くて書けないことを書きます^^

2017年買ってよかったもの

こんにちは、pen2です。2018年になってしまいましたが、振り返りの意味を込めて、2017年に買ったもののうち「買ってよかった」と思えるものを紹介したいと思います

こうして見返すと、去年は結構いろいろ高額商品を買っていたんですね。そりゃ貯金が増えないわけだ。

これを読んでくれている方に、少しでも参考になれば幸いです。TL;DRにつきご注意です。

 

もくじ

 

まずは白物家電や日用品から。

日用品編

アイリスオーヤマの充電式コードレス掃除機です。今まではSHARPの充電式掃除機 EC-DX100 を使っていたのですが、本体とホース部分が邪魔で、それなりに苦労していました。

スティックタイプのこの掃除機にしてから、掃除がめちゃくちゃ楽になりました。重さも1.4kg程度で、とにかく軽いのがよいです。吸引力は小さいのですが、吸うゴミは、ホコリか髪の毛程度なので、全く問題ありません。スティックタイプの充電式掃除機というとダイソンを思い浮かべますが、あちらは高価なことと、少々音もうるさく、そしてトリガーを引き続けていないと吸引しないという謎仕様のためあまり実用的ではない、と判断して買っていません。

象印 加湿器 スチーム式 (木造~6畳/プレハブ洋室~10畳) ベージュ EE-RL35-CA

象印 加湿器 スチーム式 (木造~6畳/プレハブ洋室~10畳) ベージュ EE-RL35-CA

 

スチーム式の加湿器です。こちらも、いままではSHARPのハイブリッドタイプの加湿器 HV-D50 を使っていたのですが、とにかく掃除が面倒なため卒業しました。 

ハイブリッドタイプは、名前はかっこいいのですが基本的には自然蒸散式であるため、内部の水の流れが遅く、すぐに雑菌が繁殖してしまい、中学校の雑巾のような臭いがしてきてしまいます。なので、定期的にクエン酸での浸け置き洗いをする必要がありました。内部を紫外線で滅菌するみたいな仕組みがあればいいのにな… って思うんですが、そういう機能のある商品って出ないんですかね。。

スチーム式の欠点は、電気代が掛かることと、内部が熱湯であるため倒すと危険だということです。電気代は、洗浄の手間や毎年のフィルタ交換代ともトントンかなと思いますし、転倒についても水を満載にして実際に倒してみましたが、中身はほぼ溢れることはなかったので、安心して使えそうです。

整理名人!リュックのインナーポケット

整理名人!リュックのインナーポケット

 

バックパック用のインナーポケットです。存在はしていたのですが、なかなか買うタイミングが訪れず。先日、思い切って買ってみて、通勤用のバックパックに仕込んでみたのですが、とても良いものでした!

小さなポケットが複数ついているので、名刺入れや(後述の)ICレコーダー、ボールペンなどを分けて収納することができます。バックパックはどうしても荷物が底に偏ってしまうので、中間の位置にあるポケットは、全体のバランスを均一化するためにもとても重要です。

ちなみに、もともとこの商品は複数のバッグを使っている人が中身の入れ替えを容易にするために作られたものだと思うのですが、バッグを一個しか運用していない方でも買う価値はあると思います。

いきなり、靴です(笑)。今まで靴は通販で買うことがなかったのですが、Amazonで安売りしていたので購入してみました。ちなみに、最近気づいたのですが、どうやら私の足が adidas のスニーカーしか受け入れられないようで… ほかのブランドのものを履くとすぐに親指の根本部分が痛くなってしまいます。なので、靴選びには苦労しなくなったのですが、adidas って無難なデザインのものしかないので、悲しい思いをしています。。

 

次は「文房具」です!

文房具

みなさん「テープのり」(はんこのり?)ってご存知ですか?私は最近知ったのですが、これがとても便利です!テープ式の修正液みたいな感じで、紙面にこすりつけるとノリ(両面テープのネバネバしてるとこみたいなもの)がテープ状に付いていくので、手を汚さずに封筒の封などが簡単にできます。スティックのりと比較すると、こちらはノリの濃淡具合が力加減に寄って左右されないので、ノリの付けすぎ・少なすぎ を心配せずに済みます。

富士通 スキャナー ScanSnap iX100-B (A4/片面)

富士通 スキャナー ScanSnap iX100-B (A4/片面)

 

遂に私も「ScanSnap」デビューしました!これ、 ScanSnap Cloud という付属ソフトウェアが秀逸で、一度設定しておけばPCいらず(Wi-Fi環境は必要)で、スキャンしたJPEGデータをそのままDropboxの指定したフォルダにぶち込んでくれます。しかも、文章が含まれる書類をスキャンした場合は、カラーJPEGではなく白黒のPDFで保存したりなどの設定も可能です。名刺もそのままスキャンして Eight(名刺管理Webサービス)に放り込めるので、とにかく手軽に「書類の保存」の煩雑さから解放されます。バッテリーとWi-Fiを内蔵しているので、スキャンしたい物がある部屋に持っていってサクッとスキャンできるのも素敵だと思います。

ただ、このモデルはオートシートフィーダーはついていないので、基本的には1枚ずつ「手差し」する必要があります。なので、書類の簡易デジタル化であれば「iPhone のカメラ」で事足りることも多いです。ひとつ上のグレードのオートシートフィーダーつきモデルの方が、スキャナー専用機の良さを体感できるかもしれません。

「ICレコーダー」です。最近では、外国語教室に通うときに活用する方が増えているようですが、普通の人はあまり買わないモノかもしれません。私は、年に何回かインタビュー記事を書くことがあったので、欲しいなとは思っていたのですが、これもまた「iPhone」のレコーダー機能があったために、それで代用していました。

ただ、iPhoneをレコーダー代わりにすると、実はいろいろ問題があります。まず、通知が来たときの音で録音が邪魔されるので、事前に機内モードに設定しておかないといけません。そしてなにより、操作が煩雑です。ロックを解除して、録音アプリを起動して、録音ボタンを押して… 簡単ではあるのですが、初対面の人と会って、ご挨拶して、名刺交換して、アイスブレイク代わりの会話をして… という一連の流れの中でこの操作をしようとすると、けっこう大変です。その点、専用機なら録音ボタンを押すだけなので、操作も簡単で、しかも録音後も停止ボタンを押すだけで、勝手にファイルに保存されます。

ちなみに、このソニーのICレコーダーのいいところは、本体にUSB端子が内蔵されているため、爪を引き出すとそのままPCに挿せるのです。自宅に帰ってからの取り込み作業も、とても簡単で気に入っています。

 

旅行

旅行用のトラベルポーチを買ってみました。こちらも、確かAmazonでタイムセールをしていたときに買ったものです。何でも良かったのですが、6点セットということでいろいろ活用できそうだったのでこれにしてみました。

某 沖縄旅行で初運用してみたのですが、結局使ったのは「肌着入れ」「化粧水・日焼け止め入れ」「充電器・ケーブル入れ」としての、3つだけでした(笑)。一つ一つが結構大きなサイズなので、バックパック用としては少々大きすぎるものの、スーツケースの仕切りとしては、ちょうどよかったです。

モバイル電源コード RETRACTABLE POWER CORD 1.0m (電源コード(メガネ型), White)

モバイル電源コード RETRACTABLE POWER CORD 1.0m (電源コード(メガネ型), White)

 

これはいわゆる「メガネ型」の電源延長ケーブルで、同様の商品は市場にあまりないものです。私はこれを Anker PowerPort+ 5 などに接続して使っています。持ち運ぶノートPCも「MacBook」にしておけば、これも含めて全てのケーブル類を「巻取り式」として運用することが可能になりますので、荷物がとてもコンパクトになります。ブラックのモデルもあるので、WindowsノートPCのACアダプタ延長用としても活用できると思います。

 

カメラ

私が使用している Sony α7II の、予備バッテリーです。純正のバッテリーはものすごく高い(約7,000円)のですが、この中華モデルは、2個入りで充電器までついてこのお値段(約2,000円)です…!もちろん、保証対象外になると思うので、カメラを壊してもいいというリスクを負える方のみ、試しましょうね。

Djiやシャオミなど、新興中国系メーカーがとても元気です。カメラ系も例に漏れず、周辺機器や、最近では交換レンズまでもが取り扱われています。しかも、激安ではありつつも、ブランド確立を意識した商品展開をしているメーカーが増えているようです。個人的には、NEEWER などを注目しています。

 

Apple Watchとバンド 

私も遂に「Apple Watch」デビューを果たしました。スマートウォッチは以前も買ったことがあったのですが、あまり長続きせず2週間ほどでお蔵入りになってしまっていました。今回も不安だったのですが、9月末に購入してからかれこれ3ヶ月間も使い続けています。腕時計の中でも利用頻度が一番高く、完全に生活の中に溶け込みました。

私が購入したのが、Series 1 の 38mm という、3万円で買えてしまう一番安いモデルです。最新機種のSeries 3では、単体でSuicaとして使えたり、LTE通信ができたりします。しかし、私は外出する際は必ず iPhone 7(以上)を持ち歩きますし、(腕時計だけで)ランニングに出たりしないので、日和ってSeries 1を買った訳なのですが、特に問題なく使えています。

主な利用用途としては、アナログ&デジタル表記両方で時間を見れるのと(時計ですからね!笑)、今日の日付と曜日の確認(これ意外と重要)、そしてiPhoneでの通知のフィルター受け取りと、アラームに使用しています。Apple Watchの素晴らしいところが、iPhone の通知のうち特定のアプリの通知のみをApple Watch側に通知してくれる機能で、これにより本当に必要な時だけしかiPhoneを触らなくなるという「iPhone離れ」が実現します。瀬戸弘司さんの動画を参考までに貼っておきますので、ご覧ください。

www.youtube.com

ちなみに私は、Facebookメッセンジャー、電話、Slack、防災速報アプリなどを設定しています。忙しい時でもApple Watchがバイブで通知してくれた時だけ確認するようにすれば、いちいちiPhoneを触らずに済むので、時間の節約ができるようになります。

 

JETech Apple Watch バンド ステンレススチール製 38mm ブラック
 

中国製のApple Watch バンドです。以前使っていた時計(こんなやつ)も金属製で、丸洗いしやすかったので、Apple Watchでもそうしようと思ったのですが、何しろ高い!Apple純正のリンクブレスレットは6万円もします(バンドだけで、ですよ)。なにか良いものはないかと探していたら、またAmazonで見つけました、中華製の安いやつです。しかも2,000円と破格なので(というか適正価格な気もしますが。笑)、失敗してもいいやという気持ちで購入してみたのですが、これが大変良いものでした。バンドの長さ調整も、簡単でした。

Apple Watch充電スタンドです。最初は付属の充電ケーブルを使っていたのですが、ケーブルがグニャグニャとしていて充電しにくい。。この充電スタンドであればそんなことはないので、家に帰ってきたらApple Watchを外して、このスタンド兼充電台に設置するようにしています。Apple Watchは毎日の充電が命ですからね。というか、このくらいのスタンド、Appleさんも作って欲しいですね。。

 

まとめ

いかがでしたか?2017年を振り返ってみると、

  • いろいろと「買い替え」が多かった
  • 高額商品も多かった(この他にiMacも買っています)
  • 中国発ブランドの良い商品が増えてきた

そんな1年だったかなと思います。ぜひ、皆さんも去年買ったものを振り返ってみてください。いろいろと気付きがあると思いますよ。

Pioneer サイバーナビのデータ通信を「格安SIM」で延長する方法

こんにちは、ぺんつーです。

久しぶりに役立ちそうな記事を書けるネタを仕入れたのでブログに書いてみたいと思います。

 

目次

 

サイバーナビ AVIC-ZH0099 のデータ通信期限が切れた

先日クルマに乗っていたら、以下のような見慣れないメッセージが表示されていました。

f:id:pen2jp:20170502133109j:plain

私のカーナビ (サイバーナビ AVIC-ZH0099) ですが、データ通信モジュール ND-DC2 (セイコーインスツルメンツ製OEM品)を利用することで、渋滞情報や目的地検索などのオンライン情報にアクセスできるような構成になっています。おそらく、似たような構成になっているサイバーナビユーザは多いと思うのですが、実はこのモジュールは利用期限がありまして「購入時から3年間」「追加は更新用SIMカードを購入」という仕組みになっています。

pioneer.jp

この更新用SIMカード(ドコモでは"UIMカード"と呼ぶ)ですが、2年間の利用で12,000円(税別)となっています。まあ、一月に換算すると500円なのでそれほど高いものではないのですが、途中解約できないSIMにプリペイドするのもレガシーでいやだなぁなんて思っていました。しかも、見た感じはふつうのSIMカードですから、なんとか換装できるのではないかと思ったわけです。

 

www.iijmio.jp

先日、複数の格安SIMカードを「IIJmio」のファミリーシェアプラン(SIMカード10枚プラン)に統一したばかりだったので、このサービスに乗っかればお得なんだけどな…などと考えながら調べてみると、すでに似たようなことをしている方がおりまして…

naniwa-48.blog.so-net.ne.jp

この方は 0円で運用できるSIMを使った方法を紹介されていました。

0円SIMでできるなら、普通の(?)格安SIMでもできるだろうと思って、早速準備をはじめました。

 

追加のSIMカードを発注する

IIJmioのファミリーシェアプランでは、3枚までならSIMカードの追加が無料ですので、Webから追加で発注します。この際、追加するSIMカードのサイズを間違えないようにしてください。

f:id:pen2jp:20170502152402j:plain

私の ND-DC2 は説明書によると「miniUIM」となっていますが、これは一般的な「microSIM」のことです。発注するときは「microSIM」にしてください。

 

手動で「APN登録」をする(PC/Macが必要)

SIMカードが届いたら、SIMカードを差し替えます。しかし、ただ単に入れ替えるだけではうまくうまく通信できません。

 

具体的には、通信モジュール側に「APN登録」をする必要があります。クルマに通信モジュールを取りに行って、お手持ちのPCかMacとUSB接続し、シリアルポートにコマンドを発行できればOKです。

WindowsですとUbuntuのマルチブート環境を用意したりしなければならないので面倒くさいので、今回は macOS から行いました。(ちなみに、MacBook Airなどのラップトップをクルマに持ち込んで作業すればその場で検証もできますし捗ります。この作業はネット環境も一部必要になるので、テザリングできる環境も忘れずに。)

 

minicomをインストー

まずは、シリアルコンソールにコマンド発行可能なソフトウェアを入手します。macOS などは ttyとして認識されるので screen などでも問題ないと思うのですが、何故か私の場合うまくいきませんでした…。 minicomというソフトウェアがあちこちで紹介されていたので、今回はこれを使ってみます。

minicom は Homebrew で簡単にインストールできます。Homebrew をセットアップしていない場合は、こちらを参考に入れておいてください。

brew.sh

f:id:pen2jp:20170515004515p:plain

$ brew install minicom

 

minicomを起動

ここで、USBポートに通信モジュールを繋ぐと、/dev 配下の tty デバイスとしてUSBモジュールがでてきます。この名前を探し出して、minicom の -D オプションに指定して起動します。

$ ls -l /dev/tty.*

(デバイス名が /dev/tty.usbmodem1413 だった場合

$ sudo minicom -D/dev/tty.usbmodem1413

 

AT+CGDCONTコマンドでAPNを追加

ポートに接続できたら、ここでやっとAPNが追加できます。デバイスとの通信はATコマンドを利用します。20年くらい前にアナログモデムを使ったときにこんなものを見たような気がしますが、まさかまだ現役だったとは…

 

"AT" + Enterキーを送信して"OK"が帰ってくれば、正常に通信できています。ATZコマンドは「初期化」らしいのですが具体的には何をしているのかわかりません(笑)

> AT

OK

 

> ATZ

OK

 

次に、 AT+CGDCONT=?コマンドで設定可能なCIDを調べます。私のデバイスの場合は、3〜16番目までをIP指定可能と帰ってきました。

> AT+CGDCONT=?

 

なので、CID を 3 にして、APN設定を書き込みます。ここで何番に書き込んだかは後で必要になるので覚えておいてください。

> AT+CGDCONT=3,"IP","iijmio.jp"

 

AT+CGDCONT?コマンドで、入力した設定が表示できます。

f:id:pen2jp:20170515003827j:plain

> AT+CGDCONT?

うまくいきましたね。

 

最後に、AT0コマンドで、保存して終わります。

> AT0

 

サイバーナビ側で電話番号・ID・パスワード設定

設定が完了した通信モジュールをサイバーナビに繋ぎ、発信先電話番号、SIMの ID・パスワード設定をします。この設定は、メニュー画面から システム設定 - 通信モジュール設定の「マニュアル設定」でおこなえます。

 

私のナビ AVIC-ZH0099 の場合は以下のような画面でした。

f:id:pen2jp:20170514174934j:plain

 

「ID」と「パスワード」は、SIM事業者から提供されているものを入力します。ちなみに、IIJmioの場合は以下のようにします。

IIJmio:mioモバイル/mioモバイルプラス

 

「発信先電話番号」の設定ですが、APN設定時に行った CID が必要になります。3番として設定したのであれば、

*99***3#

のように、末尾の # の手前を 3 に設定します。

f:id:pen2jp:20170515011134j:plain

 

これで設定はすべて完了です。

 

通信テストしてみる

後は実際に通信をテストします。「スマートループ」や「天気予報」、「目的地検索」のときに通信しているようですので、これらがうまくいくか試します。通信できていることがわかったときは、結構感動しました。通信速度も速くなったような気がします。

f:id:pen2jp:20170514175839j:plain

 

IIJmioの管理ページからも、なにやら通信できていることが確認できました。

f:id:pen2jp:20170515012100p:plain

 

以上です。今のところこれでうまく使えていますが、動作保証の範囲外である可能性がありますので、お試しになられる場合は自己責任でお願いします。

 

参考文献

最後に、その他参考にさせていただいた記事を以下に示します。

クルマ|いんぐらむのなんぐらむ?

trtr.hatenablog.jp

m2msupport.net

 

Mac mini, Fusion Drive モデルはSSD化に注意

Mac mini Late 2012 を SSD 化しようと、既存の HDD を取り除いて換装しようと思ったのですが、作業を始めてみてから一つ気がついたことがあるので、ここに記しておきます。 

 今回換装のために用意したのは、CFDさんの512GBモデルです。ネットでの評判もよく、死ぬ寸前?にはちゃんと Read only モードになるらしいとの情報もあり、東芝のフラッシュモジュールなのでまあ安心かなとコレにしました。

 HDDが外せない

意気揚々と分解を始めたのですが、なぜかHDDが取り外せない。手前のメモリモジュールスロット(Foxconn刻印)に、どうしても2ミリほど干渉してしまい、アルミケースから出てこないのです。ネットの様々なブログを見ても、ここで苦労している気配はない。うーん、コレは困りました。

理由がわからないまま引き続き分解ブログを漁っていると、どうやらロジックボードは手前に引き出すことが可能とのこと。手前に5mmでもマザボが動いてくれたら、これはきっと取り出せるな!と感覚的にわかったので引き出そうとしたんですが、なんと硬くて全く動かない笑。

ロジックボードが手前に引き出せない

結構力を入れて手前に引いてみるものの、びくともしない。というか手が痛い笑 泣きそうになりつつも再びネットで調べると、なんと「専用工具がないとロジックボードを手前に引き出せない」ということが判明。

自分の調査不足を悔やみましたが、これに言及しているサイトってそんなにない気がするんですよね・・・。

当然専用工具はないので、私もドライバーで挑戦。指定の穴に先の細長い精密ドライバー(使っていたトルクスドライバーでさえ、少し太すぎるレベルでした)を探してきて、少しずつ下に倒すと「ミシッ」という音共にロジックボードが動きます。

これで、やっと HDD の換装ができます。ここまで悪戦苦闘して1時間半ほど。疲れました。。

 SSDは快適

Fusion Drive も、謳い文句としては「SSDの高速さとHDDの大容量のいいとこ取り」のように宣伝されていて、実際128GBものSSD領域があるので、巷にある8GBぶんしかSSD領域のない「ハイブリッドHDD」よりは全然パフォーマンスはいいと思います。ですがFusion Driveがいくらよく使うデータをSSDに寄せてくれるとはいえ、やっぱ補助記憶装置はランダムアクセスからは逃れられないわけで。。。純粋なSSDに比べると見劣りすることは確かです。純粋なSSD環境はとにかく快適です。

 

f:id:pen2jp:20140504182140j:plain

 

MacBook Air (11inch, Mid 2013) を買ってみた!

こんにちは、久しぶりの記事です!

気がついたらはてなダイアリーはてなブログになっていて、そういえば以前申し込んだなぁ、、、と思い出したりしました。ついでに、はてなダイアリーからはてなブログへ、記事が移行できるという機能があるということで、移行もやってみました。なんと、移行後は元のブログからリダイレクト(自動でページ遷移)させる機能もあるということで・・・よく考えられてはいます。が、普通の人にリダイレクトとか言っても、なんのことやら、という感じでしょうね笑

13インチMacBookに対する「モヤモヤ感」 

やっと本題でございますが、このたび MBA を買いました。あまり買う気はなかったのですが、Haswell に大変興味があったのと、持ち運びしやすい Ultrabook 的なモノ を持っていなかったので、普段使いのマシンとして生活に組み込んでみたら面白いかも?という「けっこう安易」な理由で購入に踏み切りました。

MacBook Air (11-inch, Mid 2013)

じゃーん。苦にならない重さです。

それで、みなさんよく悩むといわれている「MBAは11インチを買えばいいのか、はたまた 13インチの方ががいいのか問題」でございますが、とにかくモバイルに割り切ろうというスタンスに決めたので、11インチにしてみました。おそらく、13インチにすれば使いやすさとしてはかなり改善するのですが、そうしてしまうと MBP Retina というもう一つの選択肢が出てきてしまうんですよね。

MBP 13インチって、画面サイズも申し分ないし拡張性もあって、かなりバランスのとれたPCだと思っています。でも、その分「持ち運ぶのにはすこし重い」「作業するのには少し画面が狭い」という、"微妙な使いにくさ" みたいなものも感じていました。ほんとごくわずかな「モヤモヤ感」です。

11インチAirを買ってみた理由は、このモヤモヤ感の解決になるんじゃないかな〜という淡い期待もありました。つまり、13インチを捨てて、11インチ+15インチMacBook運用の方がスッキリするんじゃない?というモクロミです。先日銀座のAppleStoreに行ったときに15インチのMBPを触り、思った以上に画面が大きく使いやすいと感じたことも、きっと影響してます。

しかし、その場合「iPhoneiTunes同期はどうしよう?」という問題も出てきてしまいます。今はしていませんが、Appleへの開発お布施のことを考えると、画面が広く作業しやすい別のMacを同期の母艦とするのがいいんだろうと思いました。そうすると、AirはiPhoneとも同期しない、完全に切り離した存在として運用できるわけです。出先で音楽CD取り込みたい場合はどうしよう?とも思いましたが、そういう機会はそれほど多くはないし、その場合はiTunesに取り込むだけ取り込んであとで移せばいいワケです。まあ、尤もUSB接続CD-ROMドライブも一緒に持ち歩かなければなりませんが・・・

ちなみに

Ultrabook的なガジェットとしては、先日Sonyが発表した "VAIO Pro" もあります。これも11インチがラインナップされており、Airとガチ競合商品になりそうです。タッチパネルも装備し、裏面フラット、ヘアライン加工で デザインも素晴らしい。それでいて、MBAより軽い!これは大変な強敵になりそうですよね。もちろん、OSは Windows8 ですが。

フットプリントがMBAより大きいこともあり 今回は見送りましたが、ぜひMBA購入されようとしている方は一度並べて検討してみるといいと思います。

というわけで最小構成を購入

スタンスも決まったので最小構成で買ってみることに。「かな」入力派なのでキーボードもJIS配列で大丈夫です。ポイントが付く量販店で購入しました。約9万5,000円ちょいです。

MacBook Air (11-inch, Mid 2013)

最小構成と言っても以下の様なスペックで、それほど悪くはありません。

スクリーンショット_2013_06_15_18_28

Core i5なので仮想支援機能が弱い、メモリも4Gで普段使いでも使い切りそう・・・ などの懸案はあったのですが、ここでスペック強化するときりがないんですよね。最初の考えが早くも揺らいでしまいます笑、ので割り切って 使って行くことにします。

MacBook Air (11-inch, Mid 2013)

開いてみたの図。美しいですよね。ベゼルが銀色なのがあまり気に入らないのですが、その筋の方に聞いてみたところ、薄く軽くする構造上、致し方ないものだそうで。ベゼルを黒くする保護シート的なものは売っていないのかなぁ〜。枠の縁にある黒いゴムみたいな部分が、ワンポイントで可愛いですよね。

キーボードも結構打ちやすいです。この記事も全部MBAで書いてます。最近のAppleのアイソレーションキーボードはどれもほとんど同じ打鍵感があるので、どのMacを使ってもすんなり使え、戸惑いが少なくて良いと思います。(これのせいで、MBAはこれ以上小さくできないという制限にもなっていそうですけどね。)

ちなみに電池の持ちですが、公称では9時間持ちます!とはありますが、7時間程度を見たおいたほうがよさそうです。

 他のデバイスと比べてみよう

他のデバイスと大きさを比べてみましょう。まずはiPad

MacBook Air (11-inch, Mid 2013)

MBAiPadを縦に長くした感じ、という感想がしっくりきます。そう、MBA11インチはは「細長い」のです!(13インチは、四角い。) ちなみに、このiPadは Smart Cover もつけているのですが、そうすると結構厚さも近くなってきます。 

MacBook Air (11-inch, Mid 2013)

次はこれです。これなんだかわかりますか?

巷で「いらない子」と言われている Windows RT 搭載 Surface RT でございます。いやぁ、ほんとうに使い物になr・・・←

かなり形が似ていますよね。16:9ディスプレイでPCげ なものを作ると、おそらくみんなこうなるんですね。比べていて気づいてのですが、この16:9ディスプレイにフルサイズのキーボードを配した最小のものが MacBook Air 11インチ、とも定義できるのかもしれません。 

保護ケースどうしよう

さてMBAを買ったはいいものの、保護ケースはどうしましょう問題です。かばんの中って、鍵や金具、ピンバッジなど、結構尖ったものや金属などがあるんですよね。

MacBook Air (11-inch, Mid 2013)

個人的に推しているケースメーカーの Speck というメーカーの保護カバーとも考えたのですが、すこし値段が張ることとAmazonで手早く入手できなさそうだったので、とりあえず Simplism Book Sleeve Air 11"  というものを買ってみました。

11インチAirとピッタリサイズ!皮のような素材で高級感もあって大変よさそう。当面はこれを使ってみたいと思います。

カスタマイズについて

ちなみに、Mac OS X のカスタマイズについても触れておこうと思います。Mac OS は洗練されたOSではありますが、使いにくい点も多いのでその辺りはソフトウェアで克服しましょう。

Chromeで「タブを閉じる」ジェスチャがほしい!

BetterTouchTool というアプリを入れています。これを入れることで、例えば「三本指下方向フリック」で、現在のタブを閉じるアクションを登録出来ます。これはとても便利!

f:id:pen2jp:20130615204613p:plain

左controlキーを「Ctrl」キー的に使いたい!

Windows でいうところの Ctrl+V(貼り付け) や Ctrl+C(コピー) などの操作ですが、Macの場合は commandキー⌘ を使うことになります。しかしこれがまた使いにくい位置・・・。なんでこんな場所のキーバインドになっているか、不思議でなりません。左controlの位置がcommandキー相当であれば便利です。

だからといって単純に、これらを入れ替えてしまうと、今度はTerminalでctrlキーが使えなくなってしまいます。ctrlキーはシェルやvimでも相当多用するので、全然使えなくなって困ったことになります。これを解決してくれるのが KeyRemap4MacBook です。

このソフトウェアはMacのcontrolキーの機能はそのまま有効にしつつ、「特定のキーバインド操作だけ」controlキーの機能を入れ替えることができます。つまり、control+V や control+V で貼り付けやコピーの操作が実行できるのです。

設定は以下のように "For PC Users" から入れ替えたい設定だけ ON にするだけです。また、キーを長押しした際のリピート間隔なども詳しく設定出来ます。

f:id:pen2jp:20130615205915p:plain

次のOS Xでは実装されるけど・・・

一応紹介しておくと、この XtraFinder を入れると、FinderをChromeライクの「タブ」表示に出来ます。

f:id:pen2jp:20130615210721p:plain

めちゃくちゃ便利なのでぜひ入れたいところですが、次のMac OS Xバージョンでは標準実装されるそうです。通知センターといいこの機能といい、Mac OS X は既存のアプリ文化をことごとく吸収していきますよね。そして、どや顔、というね・・

 

というわけで、MacBook Air 11インチを買ってみたよ、というレポートでした。皆さんのモバイル生活の参考になれば幸いです。

Twitterに二つ「ヘルプ」があって気持ち悪い

現在、Twitterの旧Webページ版を見ると、なぜか「ヘルプ」が二つあります。右側はちゃんと「ログアウト」として機能しますが、ちょっと気持ち悪いです。

@maruborotan http://twitter.com/maruborotan/status/30655455277617153

ので、直してみましょう。
以下のJSを Twitter を開いた状態でアドレスバーに貼り付けて、Enterキーを押下して下さい。

JavaScript:document.body.innerHTML=document.body.innerHTML.replace(/key="l">ヘルプ/g,'key="l">ログアウト');focus();

それだけです^^

SONY VAIO TypeZ をオーナーメイドで買いました

Vaio Type Z

今まで外出先では Apple Macbook Pro 13インチモデル(Core2Duo、アルミニウムボディ)を主に利用していたのですが、少々力不足を感じ、今回 思い切って SONY VAIO TypeZ (VPCZ13AGJ/オーダーメイドモデル) を購入しました。

MacbookProで、不満だったこと

#ykaraoke 中継中

重い

2kg近くあるMBPでは気軽にどこかに持って行こうという気にはなりません。持って行くには相当な覚悟が必要です。

Blu-ray非対応

これはMac全般に言えることですが、Macでは Blu-rayが観られません。米国の事情、Appleの方針はあるんだと思いますが、最近はBlu-rayのコンテンツも豊富になってきているのに、これはもったいないです。

熱い

MBPは排熱機構が液晶のヒンジ部にあります。恐らく、温風が人間に当らないようにとの配慮だとは思うのですが、絶対的な排熱量が多くないのではないかと思います。そのせいで本体の熱の持ち具合が半端無く、足の上で使おうとすると低温火傷しそうでした。

処理速度

処理速度への不満は余り大きくなかったのですが、複数のカメラをPinPで合成しながら、Ustream配信しつつ、HD画質の動画を再生+TweetDeck なんてことをしょっちゅうやっていました。さすがにこうなると2コアのCore2Duoでももたついてしまうと言うことはよくありました。
あと、必須事項ではありませんでしたが、この際衝撃にも強いSSDがいいなぁ…とも思っていました。

USBポートの数が2つ

地味に痛いのが、 USBポートの数が2つというところです。普段使いでは良いのですが、上記のように USBカメラを複数使うみたいな使い方をするとどうしてもポートが足りなくなります。

これらの要求をまとめると、

  • 軽くて
  • Blu-rayが再生できて
  • それほど熱くならなくて
  • それでいてCPUの性能が高くてSSD
  • USBポートが3つ以上

のノートPCがあればいいな… ということになるんですが。。

そんな都合の良いPCないだろ、と思ったら、あっさり見つかりました。SONY VAIO TypeZ です。

TypeZとは

SONY のノートPCの中でも小型軽量に位置づけられているのが TypeZ です。重さも約1.4kgとかなり軽量、それでいてBlu-rayを搭載可能 ということで購入の候補に挙がりました。
他社のノートPCなども当ってみたのですが、Blu-ray搭載となると殆どがオールインワンAV型みないな重量級のものが多かったです。

辛抱・・・そして購入

最近の VAIO ですが、機種ごとに1通りの市販スペックモデルが存在します。それ以外のスペックのモデルを手に入れたい場合は、ソニー直販サイト ソニーストアから「オーナーメイド」で買うようになっているようです。確かに、いらない機能があっても、意味がないですから良いですね。
# 家電量販店ではどのようにして売っているのでしょう… 売りにくくないのでしょうかね

ちなみに「直販」というと、市場で買うよりも割高 な印象がありますが、そもそもカスタマイズモデルは市場流通していないですので、選択肢がありません。ただ、少しお得に買う方法もありますので、後で紹介します。

スペック

オーナーメイドなので、スペックは自由に選ぶことが出来ます。その際、リアルタイムに見積もりが表示されるので、自分のオサイフの懐事情を勘案してスペックを決めることできます。
今回選んだのは以下のような構成です。

CPU Core i7-640M(2.80 GHz)
メモリー 4GB(2GB×2)
ドライブ デュアルSSD 約128GB(64GB×2)+ ブルーレイディスクドライブ
無線WAN, WiMAX,カメラ 非搭載
USB 3ポート
キーボードバックライト 搭載
OS Windows 7 Professional 64ビット
ディスプレイ 13.1型ワイド Full HD 1080

まずは必須のBlu-ray、そしてCPUは選択可能な中で最も性能のよい Core i7。メモリーは後から変更も出来るので、まずは最小の4GBをチョイス。
キーボードバックライトは当初付ける予定はなかったのですが、MacBookProのキーボードバックライトが暗いところで利用するのにとても便利だったので、こちらも選択。液晶ディスプレイですが、通常のWXGA++(1600×900px)に加え、フルHDパネルも選択可能とのこと!ブルーレイの画質をそのまま楽しむにはやはりBot-by-dotだろう!いうことで決定。

以上で 合計金額は 249,800円 でした。(高ッ・・・

オーダーメイドの買い方

多くの量販店や通販サイトでは「カードを使った場合」は店舗で付くポイントが少なくなったり、値引きが効きにくくなります。
ただし、ソニーストアの場合はソニーカードを使った場合に限りクレカ決済時に割引(3%とか)が効きます。上記合計金額より、さらに3%安くなると言うことになります。
私はたまたまソニーカードを持っていたので利用しましたが、ソニーカードは年会費が 1,312円 掛かってしまいます。購入する商品の価格、ソニーストア利用頻度を勘案し、場合によっては新規入会した方が安いかもしれません。

また、オーダーメイドの買い方として重要なのが「キャンペーン」で、ソニーストアでは機種ごとにキャンペーンを行っています。
例えば、12/12現在ですと、

プロセッサーキャンペーン Core i7-640M(2.80GHz)」「Core i5-580M(2.66GHz)」「Core i5-560M(2.53GHz)」が通常より【10,000円】値引き
ディスプレイキャンペーン フルHD 1080 1920×1080ドット Adobe RGB 96%」が通常より【4,000円】値引き
メモリーキャンペーン 「8GB(4GB×2)」が通常より【15,000円】値引き
ストレージキャンペーン 「クアッドSSD 約512GB(128GB×4)」「クアッドSSD 約256GB(64GB×4)」が通常より【20,000円】、「デュアルSSD 約128GB(64GB×2)」が通常より【10,000円】値引き

が行われています。
ポイントは、このキャンペーンの内容が2週間〜1ヶ月おきに変化しているというところです。例えば、「ディスプレイキャンペーン」が無かったり、4GBのメモリにキャンペーンが張られていたりします。

ソニーストアでは、自分の欲しいスペックが決まったら、2ヶ月くらい様子を見て、値引率が最高になるチャンスを待った方が良いですね。

TypeZレビュー

購入して半月ほどたったので、使用感もレポートしておきたいと思います。ちなみに、納期ですが、注文してから1週間ほどで到着しました。国内の工場で組み立てているとはいえ、この期間で 製造・テスト・梱包・流通 まで行っているのは凄いですね。

性能

ssd

性能については申し分ないです。さすがi7+SSDですね。特にディスクアクセスの性能は申し分なく、R/W共に300MB/s超え。SSDの性能にだいぶ支えられているという感じです。重いアプリの起動、例えば Photoshop の起動なんかも、iPhoneでアプリを起動するような感覚です。OSの起動そのものや、Windows Update、アプリの更新も速いので「再起動が億劫だからアップデートは後回しにしよう」なんてパターンに陥りにくいというのもよいですね。

Vaio Type Z

ちなみに TypeZ には上のような三角形のスイッチが付いています。これは、電源管理のポリシーを手動で変更できるというものですが、なんと SPEED に設定されているときと STAMINA の時では利用するGPUそのものを変更してしまいます。SPEED の時はNVIDIAのチップ、STAMINA の場合はIntelの統合GPUが利用されますが、よくOSを起動しながらGPUを変更できるものだと感心しますね。設計には相当苦労されたようです。
ちなみに、後述のHDMI出力を使用する際は SPEED モードに設定する必要があります。実はこのような設定は「AUTO」に設定しておけば、外部電源の状態も勘案して自動で切り替えてくれます。基本的にはこのスイッチ、切り替える必要はないですね…

キーボード

キーボードは今流行りのアイソレーションタイプです。飛び石タイプなんて呼んだりもします。アイソレーションタイプは見栄えは良いと思うのですが、キーボードのどのあたりを打鍵しているのか分かりにくく、個人的にはあまり好きではない…かも。

Vaio Type Z Vaio Type Z

ちなみに、TypeZはキーボードが使いにくい!と仰られる方もいるようですが、自分に言わせればMacのキーボードも相当使いづらいですね。この種のタイプのキーボードが使いやすいとは到底思えないのですが…

ブルーレイドライブ

ドライブはスロットインではなく、キーボード右上にあるEjectスイッチを押すと、駆動部ごと飛び出してくるタイプのものでした。レンズが2つあるのは、Blu-ray用なのでしょうか?

Vaio Type Z

また、本体右側には手前にUSB、そしてCDドライブの奥にはアナログRGB端子を搭載しています。アナログRGBなんて何に使うの…と言われそうですが、例えばプロジェクターに出力する際などはまだまだ主役なんですよね。
出先でプロジェクターを借りたことのある方なら分かると思いますが、仮にプロジェクターがDVIなどに対応していても、主催側の設備でアナログRGBの延長ケーブルしか用意されていなかった…なんて実際によくあります。そういう意味では、RGB端子を変換アダプタ無しに用意してくれているのは、ポイントが高いです。Macですと、数千円もするDisplay portアダプタが必要だったりしますし、家に忘れてきてしまう…なんて危険もあるので。

入出力と排熱

TypeZの入出力系は本体右側に集中しています。

Vaio Type Z

手前からUSBと ExpressCardスロット、USB、HDMI、有線LAN、そして排熱口です。
このHDMIですが、なんと映像だけではなく音声も同時に出力されています。「HDMIだから当たり前だろ」となりそうですが、MacのDVI-HDMI変換ケーブルなどは当然の如く映像のみの出力で、音声は別途ヘッドホン出力に頼るしかありません。その点、音声も出力されているので、例えば TypeZ とHDMIケーブル、そしてフルHD対応のテレビさえあれば、そのままフルHDの画質でBlu-rayの鑑賞会が出来るというわけです。

ちなみに、このHDMI音声出力ですが、HDMI接続中は本体やイヤホン端子からの音声は出力されなくなってしまいます。この場合、コントロールパネルの[サウンド]より出力を通常のオーディオデバイスに設定すれば、ヘッドホンジャックからライン出力を取ることも出来ます。

フルHD液晶

TypeZで特徴的な点としては、13.1型フルHD液晶を搭載している点です。これにより、Blu-rayのコンテンツを最高品位で鑑賞できます。

ただ、この液晶はちょっと問題があります。まず、フルHDが13インチサイズに押し込められているので、dpiが大きく小さい文字が見辛いのです。工場出荷時にフォントのサイズが125%に設定されてはいますが、それでも見づらい^^ さすがにこれは仕方ないですね。メガネを掛ければ良いんでしょうが。
もう一つ言わせて貰うと、視野角が狭いですね。視野角というか、正しい色と輝度で見える範囲がシビアです。せっかくフルHD液晶なのですし頑張って欲しかったのですが、IPSにすると消費電力が激しいなどの弊害もあるそうです。ちなみに、一人で正面から見る分には気になりません。

まとめ

TypeZは良いマシンですが、やはり少々とんがった存在であることは否めません。普通にネットしたりする分にはあまりにもオーバースペックですからね。。高い金払ってまでも性能のいいマシンが欲しい人には、うってつけではあります。

「おいおい。そんなスペックで、大丈夫か?」