pen2 の日記

Twitterには長くて書けないことを書きます^^

Mac mini, Fusion Drive モデルはSSD化に注意

Mac mini Late 2012 を SSD 化しようと、既存の HDD を取り除いて換装しようと思ったのですが、作業を始めてみてから一つ気がついたことがあるので、ここに記しておきます。 

 今回換装のために用意したのは、CFDさんの512GBモデルです。ネットでの評判もよく、死ぬ寸前?にはちゃんと Read only モードになるらしいとの情報もあり、東芝のフラッシュモジュールなのでまあ安心かなとコレにしました。

 HDDが外せない

意気揚々と分解を始めたのですが、なぜかHDDが取り外せない。手前のメモリモジュールスロット(Foxconn刻印)に、どうしても2ミリほど干渉してしまい、アルミケースから出てこないのです。ネットの様々なブログを見ても、ここで苦労している気配はない。うーん、コレは困りました。

理由がわからないまま引き続き分解ブログを漁っていると、どうやらロジックボードは手前に引き出すことが可能とのこと。手前に5mmでもマザボが動いてくれたら、これはきっと取り出せるな!と感覚的にわかったので引き出そうとしたんですが、なんと硬くて全く動かない笑。

ロジックボードが手前に引き出せない

結構力を入れて手前に引いてみるものの、びくともしない。というか手が痛い笑 泣きそうになりつつも再びネットで調べると、なんと「専用工具がないとロジックボードを手前に引き出せない」ということが判明。

自分の調査不足を悔やみましたが、これに言及しているサイトってそんなにない気がするんですよね・・・。

当然専用工具はないので、私もドライバーで挑戦。指定の穴に先の細長い精密ドライバー(使っていたトルクスドライバーでさえ、少し太すぎるレベルでした)を探してきて、少しずつ下に倒すと「ミシッ」という音共にロジックボードが動きます。

これで、やっと HDD の換装ができます。ここまで悪戦苦闘して1時間半ほど。疲れました。。

 SSDは快適

Fusion Drive も、謳い文句としては「SSDの高速さとHDDの大容量のいいとこ取り」のように宣伝されていて、実際128GBものSSD領域があるので、巷にある8GBぶんしかSSD領域のない「ハイブリッドHDD」よりは全然パフォーマンスはいいと思います。ですがFusion Driveがいくらよく使うデータをSSDに寄せてくれるとはいえ、やっぱ補助記憶装置はランダムアクセスからは逃れられないわけで。。。純粋なSSDに比べると見劣りすることは確かです。純粋なSSD環境はとにかく快適です。

 

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